「空家」についてのお話・・・②

こんにちは。

今日の宮古島は昨日と同じく朝から雨模様。今(夕方)は雨は止んでいますが、気温は低く肌寒く感じます。そして、東京ではコロナ感染者が7,000人を超えたとニュースで知りました。巷では「インフルエンザと症状が変わらない」という話も耳にしますが、それはたまたま重症化しなかったからなのでは?と思ってしまいます。重症化する割合も低いみたいですが、万が一重症化したとら…と考えると恐いですよね。何度目かはわかりませんが、改めて感染対策をしっかりと行うことを日々徹底していきましょうね。



さて、今回は「空家」シリーズの2回目になります。

もし「空家」を抱えてしまったらどうしたらいいの?というお悩みにお答えすべく「空家」の管理についてお話していこうと思います。前回の記事はコチラからご確認下さい。

前回の記事でも書きましたが「空家」を適切に管理せずに放置し続けると、行政から「特定空き家」に指定されてしまう恐れがあります。「特定空き家」に指定されるとどんなリスクを負うのかなどは前回の記事をご参照下さい。



「空家」の管理で徹底すべき点は…

さて、具体的な「空家」の管理方法ですが、特に下記項目について徹底する必要があります。


1.室内の換気を行うこと
2.給排水設備の通水を行うこと
3.雨漏れ・水漏れの有無の確認を行うこと
4.お掃除を行うこと


この4つの項目さえ定期的にきちんと行うことが重要です。

それでは詳しく説明しましょう。


1.室内の換気について

お家にとって老朽化の原因の一つに「湿気」が挙げられます。特に宮古島の場合は、内地と比べても年間を通して多湿傾向にある地域に位置しています。人が住んでいないお家の室内は、当然空気が滞留することになり、湿気が逃げることもありませんので、外気以上に過酷な環境に晒されている場合もあります。なので、定期的に空家へ足を運び、お家の窓を全て開放して室内に滞留した空気を入れ替える必要があります。この時に忘れてはならないのが「押入れ」や「物入れ」などの収納スペースです。押入れや物入れは特に湿気が溜まりやすい場所になりますので、忘れずに扉を開放してあげましょう。可能であれば、晴天時の日中の時間帯が望ましいです。開放している時間も30分程度を目安にして下さい。


2.給排水設備の通水について

古い建物の場合、水道管や排水管が鉄管の場合が殆どです。「空家」ですと当然お水を流すことはありませんので、水道管や排水管の内部も空気に晒されるようになります。すると、錆が発生しやすくなり、結果的に錆の影響で管の内径が狭くなったり、管を腐らせたり、時には破裂させたりします。更に、台所や洗面台・便器には封水トラップと呼ばれる構造が備わっております。


封水という名の通り、水で封じ込めることによって、下水管から悪臭や小バエなどの害虫・ネズミなどの害獣などが上がってくるのを防ぐ役割をしています。空家で通水しないでいると、その封水が枯れてしまい、家中に下水管の悪臭が充満したり、小さな小バエの死骸が床に落ちていたり。ネズミが家財などを傷つけたり、という事案が発生します。なので、通水「水を流す」ということはとても重要になってくるのです。ただ流すのではなく、できれば1分以上水を出したままにしておくことをおすすめします。



長くなるので、今回はここまでにします。

次回「空家」について・・・③では、今回の続き「3.雨漏れ・水漏れについて」から説明を始めたいと思います。


それでは、次回の更新をお楽しみに!


株式会社LEEHOME 不動産事業部・LOG

宮古島にございます【株式会社LEEHOME 不動産事業部(2022年2月開業予定)】のブログです。 本ブログでは宮古島の不動産売買・賃貸物件のご紹介はもちろん、開業準備の様子や宮古島の風景や身近な出来事等々もご紹介できたらと思っております。

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